位置と範囲
南極プレートの面積は約5,820万km²で、アフリカプレートとほぼ同じです。南極大陸の全域と、南大洋の海底の広い環状の部分を載せています。バレニー諸島、ハード島とマクドナルド諸島、ブーベ島、マリオン島、サン・ポール島など、点在する火山島もこのプレートの上にあります。
大陸は性格の大きく異なる二つの部分に分かれます。東南極は古く厚い大陸地殻のブロックです。西南極は西南極リフト系によって引き伸ばされた小さな地殻ブロックの集まりで、氷の下の基盤岩の多くは海面より低い位置にあります。南極横断山脈が、この二つの部分の境界に沿って走っています。
海嶺に囲まれたプレート
このプレートの境界はほぼすべてが発散境界です。最も長い縁は南東インド洋海嶺で、約1万1,150 kmにわたる海嶺とトランスフォーム断層からなり、オーストラリアプレートが年間約6.8 cmで遠ざかっています。太平洋南極海嶺は太平洋プレートとの境界で、拡大速度は年間約7.3 cm、場所によっては年間9.5 cmに達します。これはこのプレートのどの境界よりも速い相対運動です。チリ海膨とそのトランスフォーム断層は、ナスカプレートとの間を年間約5.7 cmで隔てています。
大西洋とインド洋の側では、海嶺の拡大はずっと遅くなります。南西インド洋海嶺はソマリアプレートに対して年間約1.2 cm、アフリカプレートに対して年間約1.4 cmで開いています。南アメリカプレートとの境界は年間約1.8 cmで動いており、チリ南部沖には南極の海底がアンデスの下へ沈み込む短い沈み込み帯があります。南極半島付近では、スコシアプレートと年間約1.2 cm、シェトランドプレートと年間約1.0 cmで接しています。小さなファンフェルナンデスプレートとサンドウィッチプレートにも接しています。
南極大陸が孤立するまで
南極大陸はゴンドワナの中心にありました。まずアフリカとインドが分かれ、ずっと後にオーストラリアと南アメリカが離れました。タスマニアの南とドレーク海峡で最後のつながりが切れると、大陸の周りを一周する海流が流れるようになりました。多くの科学者は、この変化を約3,400万年前の南極氷床の成長と結びつけています。
地震と火山
データセットには、1900年以降にこのプレートで起きたマグニチュード6.5以上の地震が77回記録されており、そのうち2回はマグニチュード8に達しました。1998年のバレニー諸島地震(M8.1)は境界から遠く離れた海洋プレートの内部で起き、記録に残るプレート内地震として最大級のものです。1942年の南西インド洋海嶺の地震はM8.0に達しました。そのほかの大きな地震の多くはスコシア海(2013年のM7.7、2003年のM7.6など)とドレーク海峡に集中しており、ドレーク海峡では2025年にM7.6とM7.5が発生しました。
データセットには、このプレート上の火山が27記録されています。ロス島のエレバス山は大陸で最も活発な火山です。ヴィクトリアランドのメルボルン山、バレニー諸島のバックル島、西南極のハドソン山地も記録されています。ハード島とマクドナルド諸島には、オーストラリアで唯一の活火山があります。