位置と含まれる地域
ウッドラークプレートは、ニューギニア東部とその周辺の海の約453,000 km²を占めています。PB2002モデルではパプアニューギニアの約46%がこのプレート上にあり、オーエンスタンレー山脈のあるパプア半島、中央高地の大部分、アイタペ付近の北岸の一部が含まれます。インドネシアのごく一部も乗っています。沖合ではダントルカストー諸島とトロブリアンド諸島を含み、東はソロモン諸島の方向へ延びています。
このプレートは、オーストラリアプレートの北縁が太平洋の縁の島弧と衝突する中で生まれた、入り組んだ微小プレート群の一つです。ウッドラーク海盆の拡大軸が両者をはっきり分けているため、地質学者はオーストラリアプレートとは別のプレートとして扱っています。
海洋へと裂けていく大陸
オーストラリアプレートとの2,205 kmの境界は、このプレートで最も長く、最も変化に富んだ境界です。東部はウッドラーク海盆の本格的な拡大軸で、新しい海洋地殻がつくられています。西へ向かうと、拡大軸はパプア半島の大陸地殻に入り込み、リフトに変わります。相対速度は西部の年間約1 cmから東部の年間約4 cmまで変化し、これは西端近くの極を中心にプレートが回転していることと整合します。さらに西のパプア褶曲帯では、逆に2つのプレートが収束しています。
ダントルカストー諸島は、西へ伸びていくリフトのすぐ先にあります。島々の山は、地殻が薄くなるにつれて持ち上げられた深部地殻の岩石のドームです。
その他の境界
北側では、ソロモン海プレートがトロブリアンドトラフに沿って年間約1.3 cmでウッドラークプレートの下へゆっくり沈み込んでいます。南ビスマルクプレートとの境界では、ラム川とマーカム川の谷に沿って衝突、リフト、横ずれ断層運動が組み合わさり、平均で年間約3.5 cmで動いています。西側ではマオケプレートと年間約2.6 cmで衝突し、北岸沖ではカロリンプレートとの沈み込み境界があり、相対運動は年間約7 cmです。
東端では、短い沈み込み区間に沿って北ビスマルクプレートと太平洋プレートに接し、速さはそれぞれ年間約7.8 cmと10.5 cmです。ニュージョージア諸島の近くでは、ウッドラーク海盆自身の拡大軸が海溝へ運び込まれています。また54 kmの区間でバーズヘッドプレートとも接しています。
地震と火山
データセットには、1900年以降のマグニチュード6.5以上の地震が48件記録されていますが、マグニチュード8に達したものはありません。最大は1935年にニューギニア北岸付近で起きたM7.8の地震です。2002年にはアイタペ付近でM7.6の地震が、2018年にはタリ付近の高地でM7.5の地震が起き、褶曲帯の各地で地すべりを引き起こしました。1963年にはワウ付近の深さ187 kmでM7.5の地震が発生しています。
このプレート上には7つの火山があります。ラミントン山は1951年に激しく噴火しました。ダントルカストー諸島のビクトリー山とドーソン海峡火山群も活火山として記録されています。