マイクロプレート · 海洋・大陸地殻

ティモールプレート

ティモールプレートはインドネシア東部の微小プレートで、ティモール島、フローレス島など小スンダ列島の島々を乗せています。オーストラリア大陸の北縁がバンダ火山弧と衝突した場所にあります。

面積
353,276 km²
地球表面に占める割合
0.1%未満
大きさの順位
52枚中33位
境界の平均速度
2.7 cm/年
ティモールプレートと隣接するプレートの位置を示す地図 ティモール バンダ海 インタラクティブ地図で開く

ティモールプレートの境界

境界の総延長は3,248 km: 収束型56%、 発散型13%、 トランスフォーム型31%。 速度は2枚のプレート間の相対運動で、PB2002モデルによる値です。

隣接するプレート 境界の種類 主な地形 共有する長さ 相対速度
オーストラリアプレート トランスフォーム型 大陸リフト, 大陸衝突帯 1,446 km 1.7-2.9 cm/年
バンダ海プレート 収束型 海洋プレートの収束境界, 大陸衝突帯 1,383 km 2.3-3.5 cm/年
スンダプレート トランスフォーム型 大陸トランスフォーム断層 419 km 4.1-4.1 cm/年

位置と含まれる地域

ティモールプレートは面積約353,000 km²の微小プレートで、地球表面の0.07%にあたります。小スンダ列島の東部に沿って、フローレス島からティモール島を経てタニンバル諸島まで延びています。東ティモール(ティモール・レステ)の全域と、フローレス島、レンバタ島、アロール島、西ティモールを含むインドネシアの約2%を乗せています。

このプレートは、大陸が沈み込み帯に到達した様子を地球上で最もはっきり示す場所の一つです。何百万年もの間、オーストラリアの北にあった海洋底はバンダ弧の下へ沈み込んでいました。やがてオーストラリアの大陸縁が海溝に達すると、浮力が大きすぎて深くは沈み込めず、その断片が積み重なってティモール島ができました。

境界で起きていること

南側のオーストラリアプレートとの境界は長さ1,446 kmです。PB2002はこれをリフト、トランスフォーム、衝突の区間が混在するものとして区分しており、衝突の複雑さを反映しています。境界はおおむねオーストラリア側の浅いティモールトラフに沿い、年間約1.7〜2.9 cmで動いています。

北側のバンダ海プレートとの境界は1,383 kmの収束境界で、年間約2.3〜3.5 cmで動いています。ここでは、フローレス島とウェタル島の北にある背弧の逆断層に沿って、島弧の背後の海底が島々の下へ押し込まれています。西側では、スンダプレートとの419 kmのトランスフォーム境界が年間約4.1 cmで動いています。

地震と火山

データセットには、1900年以降にこのプレートで起きたマグニチュード6.5以上の地震が50件記録されています。最大は深さ約110 kmで起きた1963年のバンダ海地震(M8.1)です。1992年のフローレス島地震(M7.8)は背弧の逆断層で発生し、津波がフローレス島北岸の一部に壊滅的な被害をもたらしました。ほかの大きな地震には、フローレス島エンデ付近の2026年の地震(M7.8)、2023年のタニンバル地震(M7.6)、東ティモールのマウバラ付近で起きた2004年の地震(M7.5)があります。

データセットに含まれる火山は17あり、ほぼすべてがフローレス島からアロール島にかけての火山弧にあります。フローレス島東部のレウォトビ山は特に活発で、東の小さな島々にはレウォトロク山、イリウェルン山、シルン山がそびえています。ティモール島自体には活火山がありません。島が火山弧ではなく、削り取られた大陸縁でできているためです。

ティモールプレートの上にある国

各国の陸地面積のうち、このプレートの上にある割合。

ティモールプレートで起きた大地震

1900年以降、このプレート上を震央とするマグニチュード6.5以上の地震は50回で、そのうち1回はマグニチュード8以上でした。データ:USGS。

ティモールプレートの火山

スミソニアン協会の世界火山計画によると、このプレート上には完新世の火山が17座あります。最近活動した火山:

ライブ地図ですべての火山を見る

よくある質問

ティモール島はオーストラリア大陸の一部ですか?

地質学的には部分的にそうだといえます。ティモール島の大部分は、オーストラリアがバンダ沈み込み帯に到達したときに削り取られ、押し上げられた古いオーストラリア大陸縁の岩石でできています。PB2002では、この島はティモールトラフのすぐ北でティモールプレートの上に乗っています。

フローレス島にはなぜ火山が多いのですか?

フローレス島はスンダ弧とバンダ弧の火山フロントにあり、オーストラリアが到達する前にこの地域の下へ沈み込んだ古い海洋底の上に位置しています。そのスラブの上で起きる溶融が、レウォトビ山、エブロボ山、エゴン山、イニエリカ山などの火山にマグマを供給しています。PB2002では、これらの火山はティモールプレート上にあります。

東ティモールでは大地震や津波が起きることがありますか?

はい。データセットには、2004年にティモール島北岸のマウバラ付近の沖で起きたM7.5の地震が含まれています。また1992年のフローレス島地震(M7.8)では、近くのフローレス島が死者を出す津波に襲われました。この地域の大地震は、島弧の背後にある逆断層や深部で沈み込むスラブなど、いくつもの発生源から起こります。

ティモールプレートの大きさは?

ティモールプレートの面積は約353,276 km²(136,401平方マイル)で、地球表面の0.1%未満を占めます。PB2002モデルの52枚のプレートのうち、33番目に大きいプレートです。

ティモールプレートはどのくらいの速さで動いていますか?

隣接するプレートに対して、ティモールプレートは境界に沿って平均2.7 cm/年(1.1インチ/年)で動いています。最も速いのはスンダプレートとの境界で、このトランスフォーム型境界では相対速度が4.1 cm/年に達します。

ティモールプレートの上にはどの国がありますか?

国土の大部分がティモールプレートの上にある国:東ティモール。国土の一部がこのプレートにかかる国:インドネシア。割合はNatural Earthの国境データを使い、陸地面積で計算しています。

ティモールプレートと接しているプレートは?

ティモールプレートは3枚のプレートと境界を接しています:オーストラリアプレート(トランスフォーム型)、バンダ海プレート(収束型)、スンダプレート(トランスフォーム型)。

全52枚のプレート一覧